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【杉村和将】東日本大震災で多くの犠牲者が出た岩手県陸前高田市で10日、旧市役所庁舎と市民会館の解体を控え、お別れ式が開かれた。遺族ら約270人が参列し、亡くなった家族や同僚を思い、花を捧げた。
旧庁舎は海から約1.5キロ離れ、一部4階建ての3階まで水没。屋上に避難した127人が助かったが、向かいの市民会館と合わせて100人以上が亡くなったとみられている。旧庁舎の解体は来年1月ごろ始まる。
臨時や嘱託を含め約400人いた市職員は震災で111人が亡くなった。戸羽太市長は式辞で「多くの市民が庁舎に避難し、その手助けをした職員の尊い命も奪われ、痛恨の極みです」と述べた。