【動画】東京で米国流の利き酒イベント |
【広部憲太郎、笹円香】 秋は新酒の季節。“日本酒通”を自認する人々が杯を手に、うんちくを傾ける――。そんな「利き酒会」の光景に異変が起きている。詳しくない初心者はもちろん、外国人まで足を運ぶという珍しいイベント「ジョイ・オブ・サケ」をのぞいた。
11月上旬の平日夜、東京・五反田にあるビル最上階の催事場。ハワイアン音楽の生演奏が流れる大ホールは、仕事帰りのサラリーマンや若い女性らでごった返す。ひな壇でフラダンサーの一団が優雅に腰を揺らしている。
中央のテーブルに所狭しと並ぶ名酒の数々。「真澄」「獺祭」「出羽桜」……。全360種もの充実したラインアップに、思わずつばをのみ込む。入手しにくい“幻”の純米大吟醸を見つけ、受付でもらった杯に小型スポイトで少し注ぐ。
壁沿いのブースに目を向ければ、「つまみ」がずらり。すべて都内の有名レストランなど13店舗が手がけたオリジナル料理で、すしや串焼きのほか、「ホタテの寒梅蒸しウニのクリームソース」「チーズムース」といった洋風もある。