ざんげするように水をかぶればストレスもすっきり?=名古屋市中区栄5丁目、渡辺写す
「覚悟しなさい」とアメのビール瓶を振り上げる女性客=名古屋市中区栄5丁目、渡辺写す
「んだ〜バカヤロウ」。ストレス発散をテーマにしたこんな名前のバーが、名古屋・栄にオープンした。訪れたサラリーマンやOLたちは、アメでできたビール瓶で「嫌な上司」らを殴ったり、自ら水を全身にかぶったり。忘年会シーズンを前に、イライラを新年に持ち越したくない方、一度いかが。
店の中央に、アクリル板に囲われている場所がある。この「バカヤロウBOX」がストレスの墓場だ。
すぐに砕け散るように作ったアメのビール瓶で交際相手の男性(20)を殴った同市中川区の会社員溝口桂子さん(21)は「メッチャすっきり。彼は言うことを聞かないので何回でもやりたい」。ひもでつながったバケツをひっくり返し、滝のような水をかぶったのは静岡県富士市のトラック運転手横江孝典さん(21)。「すべてが流れ落ちる感じだ。渋滞でストレスがたまる仕事なので」。すがすがしい表情を見せた。
バーは、この1年で受注が3分の1に減ったという水道工事業者の長谷川弘道さん(41)が9月中旬に名古屋市中区栄5丁目に開いた。長谷川さん自身、大きなストレスを抱えていて「スカッと発散して不景気なんて吹っ飛ばそう」と意気盛んだ。口コミなどで人気は広がっているという。
予約すれば、アメのビール瓶割りが1本無料。水かぶりは1千円。ストレスのもとになっている相手をBOXに大きな風船とともに閉じこめ、風船を破裂させてスッキリする風船割りが500円からだ。問い合わせは同店(052・261・8555)へ。(渡辺周)