格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンが、社内規定を満たしていない整備士2人に、機体整備の責任者として最終チェックを任せていたことがわかった。国土交通省は16日午後、同社に厳重注意し、改善の報告を求める。国交省がLCCに対して厳重注意するのは初めて。
国交省によると、航空機の整備では、一定の経験を持つ整備士の「確認主任者」が、整備状況を最終確認することになっている。ジェットスター社は今年7月に成田空港を拠点に就航。社内規定で、他社で確認主任者を3年以上経験したことを要件にしていたが、1人は6カ月、もう1人も1年8カ月しか経験がなかった。
2人が担当したのはエアバス製A320で、成田空港で計8機98件の整備をチェックしていた。いずれもトラブルはなく、問題発覚後に正規の確認主任者がチェックをやり直したという。