【阿部彰芳】厚生労働省は16日、全国の浅漬け製造業者の9割にあたる4926施設の製造工程や設備で、衛生管理の不備があったと発表した。原材料を殺菌していなかったり、殺菌の記録がなかったりした施設は8割に上り、自治体が改善を指導した。
北海道で8月に発生した白菜の浅漬けによる腸管出血性大腸菌O(オー)157の集団食中毒を受け、都道府県などを通じて5476施設を調査、最終報告をまとめた。大腸菌や異物混入の検査の実施を確認できなかった施設は全体の7割。温度管理は5割の施設が不十分だった。
厚労省は来月にも、重点的な立ち入り調査を自治体に求め、改善状況を確認する方針。