大阪(伊丹)空港で17日朝、大阪府警の40代の男性警部補が保安検査場を通った際、身元確認が不十分だったため不審者と勘違いされるトラブルがあった。航空機に乗り込んでいた乗客の再検査などを行うため検査場が一時閉鎖され、日本航空の出発便に最大約1時間半の遅れが出た。
日航と空港会社によると、午前7時過ぎ、検査を担当する警備会社から「警察官が警察手帳を見せて通過した。今日、何かあるのか」と日航に連絡があった。午前6時20分ごろ、私服姿の警部補が「捜査のため」として検査場内に立ち入ったという。
通常、警察が空港警備などを行う際は事前に空港側に連絡し、職員用の専用通路を通るが、この日は連絡がなかったため、日航は警察官を装った不審者の可能性もあると判断。男性の行方が分からなくなったため検査場を閉鎖し、乗客約300人を降ろすなどして検査をやり直した。