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ウイルス99%遮断? マスクの多く、表示効果下回る

2009年11月18日22時56分

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 ウイルス対策をうたったマスクの効果は限定的――。国民生活センターは18日、「ウイルス・花粉99%カット」などと表示されていても、実際の遮断率はさらに低いマスクが多かった、とする商品テストの結果を発表した。表示の根拠が不明確なものもあり、消費者庁も景品表示法に基づき、業界に表示内容の改善を求めることにしている。

 商品テストでは、市販のマスク15種類について、空気中に浮遊しているウイルスと同程度の大きさの食塩の微粒子をマスクに吹き付け、どの程度通過を防げるかを調べた。

 その結果、95%以上防げたものは3種類しかなく、80〜95%と80%未満が6種類ずつだった。80%未満の6種類のうち3種類は、同様の実験での遮断率が95%以上の商品に対し、米国内で認定される基準の「N95」相当をうたっていた。

 また、「99.9%遮断」という表示があっても、どのような実験をしたのかが明示されていないものや、ウイルスよりも大きな粒子を用いた実験結果でうたっていたものもあった。同センターは「表示された数値だけで商品の性能は比較できない。マスクの効果を過信しないでほしい」と呼びかけている。

 厚労省は新型インフルエンザ流行時のマスクの使用について「症状のある人には、せき、くしゃみによる飛沫(ひまつ)の飛散を防ぐためにマスク着用を勧めるが、健康な人がマスクを着用することで飛沫を完全に吸い込まないようにすることはできない」とする見解を出している。

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