埼玉県東松山市のマンション改修現場で足場が倒れ、保育園児2人が下敷きとなって死傷した事故で、県警は20日、工事を請け負った会社の責任者ら4人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検し、発表した。
捜査1課によると、4人は工事の元請け業者「両毛ビケ足場」(栃木県岩舟町)の施工責任者(51)、下請けの「アートステップ」(埼玉県坂戸市)の社長(54)、足場を組み立てた20代の作業員2人。
作業員2人は、マンション改修現場で、法令で義務づけられた建物と足場の倒壊防止策や、当時吹いていた強風への対策を施さずに足場を組み立てたとされる。施工責任者と社長の2人はそれらの対策を指示しなかった。その結果、3月19日に鉄製の足場が倒れ、下を歩いていた北村波琉人(はると)ちゃん(当時6)を死亡させ、もう1人の男児に重傷を負わせた疑いがある。