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【佐々波幸子】経済的に苦しい家庭で育つ子どもたちに学用品などを支給する就学援助制度。対象者は156万人、公立の小中学生の6.4人に1人が利用する身近な制度だが、支給基準や内容にばらつきがあることが市民団体の調べでわかった。
調査したのは「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク。昨年12月から3月末までに、岩手、福島、茨城3県をのぞく44都道府県の335自治体を抽出調査し、200自治体からアンケートの回答を得た。うち49自治体は訪問や電話をして調べた。
対象者を認定する収入(所得)の基準では、生活保護基準の1.3倍以上1.5倍未満が約43%と最も多かった。一方で、生活保護とほぼ変わらない1.1倍未満が約13%。「認定者の多い都市部ほど厳しい傾向がある」と同ネットワークは分析する。