今季限りで引退した阪神の金本知憲元選手が被害にあったとされる詐欺事件で、埼玉県警は20日、同県和光市下新倉3丁目、元会社役員、本多善光容疑者(45)=詐欺罪で起訴=を詐欺の疑いで再逮捕し、発表した。県警は認否を明らかにしていない。
捜査2課によると、本多容疑者は競艇の場外舟券発売所の建設を目的とした会社の実質経営者で、2006年7〜8月、知人の金本元選手に「全国モーターボート競走会連合会から融資を受けるため、預託金を都合してくれ」とうそを言って、銀行口座に計7回にわたって計約9800万円を送金させ、だまし取った疑いがある。金本元選手は07年3月〜08年5月に同社の代表取締役に就いたが、「名義を貸しただけ」と話しているという。
本多容疑者は08年12月〜09年2月、実態のない農業法人への投資名目で金本元選手から約1880万円をだまし取ったとして詐欺罪で起訴されている。