スマートフォンにアプリを通じてウイルスを感染させ、個人情報を抜き取った疑いで警視庁に逮捕されたネット関連会社元会長の男性ら5人について、東京地検は勾留期限の20日、処分保留のまま釈放し、発表した。捜査は継続し、処分を決める。
ウイルスを組み込んだアプリをグーグル社の公式ストアに提供し、ダウンロードした女性のスマホの電話帳に登録されていた約300件の情報を抜き取ったとして、5人は不正指令電磁的記録供用(ウイルス供用)容疑で10月30日に逮捕されていた。
ダウンロードの際には「連絡先のデータの読み取り」の許可を求めるメッセージが表示されていた。電話帳まで対象になるとは明記されていなかったが、地検は、利用者の意図に反して読み取られたのか慎重に見極める必要があると判断したという。