大阪府立高校定時制1年の男子生徒(当時18)が昨年10月に自殺し、大阪府警が再捜査に乗り出した事件で、中学時代の同級生の専門学校生(18)が、生徒らにひったくりをさせた疑いが強まったとして、府警は22日にも窃盗容疑で書類送検する方針を固めた。
生徒は大阪府泉佐野市の川岸朋之さん。昨年10月27日、空き地で首をつって死亡しているのが見つかった。父親(43)らによると、残された携帯電話のメモには「一生金ヅルはしんどい」など、日常的に金を要求されていたことを示唆する遺書が残されていた。専門学校生と、遺書で名指しされた別の元同級生(19)から、かけトランプゲームの借金返済などの名目で金を要求されていたといい、返済の一環でひったくりを強要されていたとみられる。
捜査関係者によると、専門学校生と川岸さん、別の少年(19)の3人は2009年12月上旬、泉佐野市内の路上で60代女性にバイクで近づき、ミカンなどが入った紙袋をひったくった疑いがある。少年がバイクを運転し、川岸さんが実行役だった。専門学校生は調べに「ひったくりを指示した」と話しているという。