愛知県豊川市の豊川信用金庫蔵子(ぞうし)支店で22日、客と職員計5人が約13時間にわたり人質にされた事件で、監禁の疑いで現行犯逮捕された住所不定、無職長久保浩二容疑者(32)が逮捕直後の調べに、「これで終わりだ。籠城(ろうじょう)できなくなっちゃった」と供述していることがわかった。県警は、より刑の重い人質強要処罰法違反と銃刀法違反の疑いで身柄送検した。
捜査関係者によると、長久保容疑者は立てこもっている間、「俺はここにいるのが目的なんだ」と、人質の支店次長に県警に伝えさせていたという。
県警によると、長久保容疑者は22日午後2時17分ごろ、同支店で女性客(48)をサバイバルナイフ(刃渡り約11センチ)で脅し、女性のほか加藤賢吾・支店次長(41)、27歳と19歳の女性職員、55歳の女性パート職員を人質にした。警察官に対し、総理大臣をテレビに出させるよう要求した疑いがある。