51次南極観測隊(本吉洋一隊長)の58人が24日夜、成田空港から豪州パースへ出発した。朝日新聞とテレビ朝日の取材グループ3人も同行する。パース近郊のフリーマントル港で観測船「しらせ」に合流し、29日に南極を目指して出発する。昭和基地には12月中旬に着く予定。
先発隊として、すでに南極入りした隊員もおり、基地で輸送物資の受け入れ準備や、基地から遠く離れたセールロンダーネ山地で地学調査を始めるなどしている。
また今回、「南極」という特別な自然環境で暮らしながら、隊員がどんな夢を見るのかも調査する。南極や北極でやってほしい実験や研究を、国立極地研究所が中高生から募った「中高生南極北極科学コンテスト」で、「南極科学賞」に選ばれた大阪教育大付属池田中の松岡里咲さんの案で、夢を記録して越冬生活の心の動きを探ろうという試みだ。「北極・南極科学賞」の千葉県大多喜町立大多喜中のグループの提案「南極では日時計の影はどのような軌跡を描くか」も実験する。(中山由美)