東京都板橋区のアパートで21日に主婦荒井久美さん(34)が刺殺されているのが見つかった事件で、同日午後、スーツ姿の男がアパートを訪れる様子が付近の防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は聞き込みなどから、この男が事件に関わっていた可能性もあるとみて調べている。
捜査関係者によると、防犯カメラはアパート向かいに設置され、同日午後3時すぎ、スーツ姿の男がアパートに向かって歩く姿が映っていた。警視庁が調べたところ、アパートのいずれかの部屋のインターホンを押すような様子がうかがえたが、荒井さん方以外の住民は、いずれもインターホンが押された形跡はないと話したという。警視庁は、男が荒井さん方の留守を確認するためにインターホンを押した可能性があるとみている。
これまでの捜査で、荒井さんは同日午後3時16分と同23分に近くで買い物をしていたことがわかっており、この直後に帰宅したとみられている。隣の住民は同50分ごろに帰宅したが、争う声などは聞いていないと話しており、警視庁は荒井さんが帰宅直後に殺害されたとみている。