【奥田貫】「中年の星」モナクカバキチが活躍した福山市営競馬(広島県)が、来年3月末までに廃止されることが、関係者への取材でわかった。羽田晧(あきら)市長が26日、馬主らに伝える見通し。地方競馬の廃止が相次ぐ中、中国地方唯一の競馬も姿を消す。
1949年開設。馬券売上額は、91年度にピークの約345億円に達した。だが昨年度は約83億円に落ち込み、累積赤字は18億6900万円に膨らんでいた。
今年7月、人間なら約50歳のカバキチが地方競馬最多の55勝目を挙げ、話題になったばかり。その活躍も客足回復につながらず、今年上半期(4〜9月)も約2100万円の赤字。カバキチは8月に引退した。