天皇、皇后両陛下は26日午前、東京・上野の日本学士院会館で第28回国際生物学賞授賞式に2年ぶりに出席した。昨年は療養中の天皇陛下に代わり、皇太子さまが出席していた。
受賞者は米パデュー大のジョセフ・アルトマン名誉教授(87)。哺乳類が成体になっても脳の特定の場所で神経細胞が作られ続けていることを証明。損傷すると修復不可能とされていた脳の再生医療への応用に道を開いた。魚類分類学研究者でもある天皇陛下は、アルトマン名誉教授と握手し、生物学研究について歓談した。同賞は1985年に昭和天皇の在位60年と生物学研究などを記念して創設された。