東京電力福島第一原発の事故から教訓を得ようと、米科学アカデミーの調査委員会の委員が来日し、26日、都内で会合を開いた。28日まで、専門家と意見交換したり、東日本大震災で被災した福島第一、東北電力女川の各原発を視察したりする。
会合では東電の担当者が事故の教訓として「津波や全交流電源喪失の対策が不十分だった」と説明。国会事故調査委員会の黒川清委員長は「政府や電力会社には過酷事故は起きないという思い込みがあった」と述べた。
同アカデミーは米国の科学者らで構成する非営利団体。調査委は2014年春までに報告書を作成して、米連邦議会に提出し、原発の安全性向上に役立てるという。