兵庫県尼崎市の連続変死事件で、神戸地検は27日、尼崎市のマンションで死亡した橋本次郎さん(当時53)の遺体をドラム缶に詰めて岡山県の海に遺棄したとして、同居人の角田(すみだ)美代子容疑者(64)ら8人を死体遺棄罪で起訴した。
ほかに起訴したのは、美代子容疑者の義理のいとこの角田正則容疑者(38)ら7人。いずれもおおむね容疑を認めているという。捜査関係者によると、橋本さんは昨年7月下旬、美代子容疑者の自宅で繰り返し暴行を受け、数日間監禁されて衰弱死した疑いがある。
起訴状によると、昨年7月下旬、美代子容疑者や正則容疑者ら5人が共謀し、橋本さんの遺体を自宅から近くの貸倉庫に運び、ドラム缶に入れてコンクリート詰めにしたとされる。さらに昨年11月4日ごろ、美代子容疑者ら8人が共謀し、遺体を市内の民家に移し、翌5日に岡山県備前市の海に投棄したとされる。
一連の事件では、橋本さんを含めて男女5人の遺体が尼崎市内の民家の床下などから見つかっている。