厳しい雇用情勢が続く中、年末・年度末に自殺者が増えるおそれがあるとして政府は27日、「自殺対策100日プラン」をまとめた。3月までの対策として、ハローワークで心の健康相談を年末・年度末に実施することや、商工会議所で経営者向け相談を開くことなどを盛り込んだ。
福島瑞穂・内閣府特命担当相が5日に設置した政府の自殺対策緊急戦略チームがまとめた。警察庁によると10月末時点での自殺者数は2万7644人(暫定値)。福島担当相は「このままでは12年連続3万人という深刻な事態は避けられそうにない」とし、失業者や資金繰りに苦しむ経営者への総合的支援や、自殺多発地を拠点にした支援などを3月まで集中的に実施する。