現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 社会
  3. その他・話題
  4. 記事
2012年11月29日0時24分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

アスベスト労災、936事業場を公表 厚労省

 厚生労働省は28日、発がん性のあるアスベスト(石綿)で健康被害を受け、2011年度に労災認定などを受けた人が働いていた936事業場の名前を公表した。新たに認定者を出した事業場は、全体の7割を超す697事業場だった。

 11年度に労災認定を受けた人は1105人。うち164人は認定時に亡くなっていた。今回の集計から、じん肺で労災認定された人のうち、石綿肺と判断された人数が加わっている。これとは別に、労災の時効を過ぎた遺族には石綿健康被害救済法(石綿新法)に基づいて特別遺族給付金が支給されており、その認定数は39人だった。

 症状別では、肺がん423人▽中皮腫555人▽良性石綿胸水42人▽びまん性胸膜肥厚51人▽石綿肺73人。認定者数は累計で、1万82人にのぼる。

 認定者の勤め先は計1005事業場。事業場名が分からなかったり自営業だったりしたものは除いた。05年の初公表からの累計は6283事業場となった。

 石綿の使用は現在禁止されているが、1990年代まで建材などとして広く使われていた。石綿関連の病気は、石綿を吸い込んでから30〜40年後に発症することが多く、今後も発症者の増加が予想される。

 厚労省は29、30日の午前10時〜午後5時、電話(03・3595・3402)で相談に応じる。

 アスベスト被害者を支援する団体「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」なども、厚労省の発表に合わせて29、30日の午前9時〜午後5時に電話相談を受ける。番号は地域別で、北海道(29日のみ、011・891・2731 内線2202)、関東以東(03・5627・6007)、中部(052・837・7420)、関西以西(06・6943・1527)、四国(0897・47・0307)。

PR情報
検索フォーム

おすすめ

今年も活躍する季節がやってきました!

仕事中の事故で左腕を切断した男性。腕をつなぐ手術を受け、手術は成功しましたが…。

自治体の財政や住民の生活を脅かしている難題。国や自治体はどう対処するべきか。

延命だけが本当に正しいのか。平穏死を選んだ家族の姿から理想の看取りを考える。

届いたら喜んでくれるかな?

大人も楽しい最新ラジコン特集


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞社会部 公式ツイッター