東京都板橋区のアパートで主婦荒井久美さん(34)が刺殺された事件で、荒井さんの口座から現金が引き出された際の防犯カメラの映像や現場に残された物証などから、警視庁が事件に関与したとみられる男を特定したことが、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は近く、男を事情聴取する。
事件は21日午後3時半〜50分ごろ起きた。荒井さんは自宅アパート2階で胸や背中十数カ所を刺されて亡くなっていて、警視庁は空き巣狙いで自宅に侵入した犯人が、室内を物色中に帰宅した荒井さんを殺害したとみて捜査してきた。
事件後の調べで、同日午後5時ごろ、現場から約10キロ離れた池袋駅近くのコンビニの現金自動出入機(ATM)で、荒井さんの口座から現金約26万円を引き出した男がいたことが判明。店の防犯カメラには、ニット帽をかぶり白マスクをつけた黒縁眼鏡の男が引き出す様子が映っていた。