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2012年11月30日20時3分

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危険性「気づく方が無理」 被告人質問で元JR西会長

写真:神戸地裁に向かう大森重美さん(右)、上田弘志さん=30日午前9時27分、神戸市中央区、諫山卓弥撮影拡大神戸地裁に向かう大森重美さん(右)、上田弘志さん=30日午前9時27分、神戸市中央区、諫山卓弥撮影

写真:裁判の前に報道陣の質問に答える遺族の大森重美さん(右)、上田弘志さん=30日午前9時23分、神戸市中央区、諫山卓弥撮影拡大裁判の前に報道陣の質問に答える遺族の大森重美さん(右)、上田弘志さん=30日午前9時23分、神戸市中央区、諫山卓弥撮影

写真:被告人質問を受ける井手正敬元会長(手前)、南谷昌二郎元会長(中央)、垣内剛元社長(右端)=30日午前、神戸市中央区、イラスト・岩崎絵里拡大被告人質問を受ける井手正敬元会長(手前)、南谷昌二郎元会長(中央)、垣内剛元社長(右端)=30日午前、神戸市中央区、イラスト・岩崎絵里

 【井上裕一】2005年にJR宝塚線(福知山線)の快速電車が兵庫県尼崎市のカーブで脱線し、107人が死亡した事故で、業務上過失致死傷罪で強制起訴された元JR西日本会長の井手正敬(まさたか)被告(77)ら歴代3社長の被告人質問が30日、神戸地裁で始まった。現場カーブでの事故の危険性の認識を問われた井手元会長は「気づく方が無理だったと思う」と答えた。

 井手元会長は、東西線の開業に伴って現場が急カーブになった1996年当時の社長で、事故当時は相談役。この日は弁護側から質問が始まった。井手元会長は「(カーブでの事故は)想定していなかった」と改めて危険性の認識を否定。「危険性を把握する義務はなかった」とも語った。

 当時の取締役会で現場カーブの図面が示された際に「危険性に気づくべきだったと言われているが」と尋ねられると、「聞く方もおかしいと思う」と強調。「カーブの事故例を聞いたことは」との問いには、「担当者が把握すればいいことで、経営者が把握することではございません」と言い切った。

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