子会社から巨額の借り入れを行い、会社法違反(特別背任)容疑で東京地検に逮捕された大王製紙・前会長の井川意高(もとたか)容疑者(47)と、同社を含むグループ計16社が2006〜10年の5年間に、少なくとも12人の国会議員に計約2400万円を献金していたことがわかった。
政治資金収支報告書によると、献金を受けたのは民主、自民、みんな、たちあがれ日本の4党12議員(前職含む)。議員側の説明をもとに前会長や同社との関係をみると、(1)前会長の友人や知人(2)大王製紙の地元の愛媛県や四国選出(3)その他――に分かれた。
井川前会長は2009年に、みんなの党の山内康一氏に100万円を献金しており、残りはすべて企業献金だった。各社の1回あたりの献金額は10万〜200万円。グループ16社の合計では、毎年200万〜1千万円を各議員の政党支部に寄付していた。