1キロあたり8千ベクレルを超える放射性物質に汚染された「指定廃棄物」をめぐり、最終処分場の候補地に選ばれた栃木県矢板市で2日、市民らが選定の白紙撤回を求める集会を開いた。同じく候補地となった茨城県高萩市からを含む約8千人(主催者発表)が参加。「断固反対し、白紙撤回を勝ち取るまで戦い続ける」との決議文を採択した。
市民でつくる「市民同盟会」が主催。この日は、約30年前に矢板市に移住した中嶋加代子さん(59)が「郷里からは『帰ってきたら』と声がかかった。しかし、私は矢板が大好き。豊かな自然の中の子育て環境を残すことが私たちの役目」と訴えた。
遠藤忠・矢板市長と草間吉夫・高萩市長も、連携して白紙撤回を求めていくことを誓った。