総務省は14日、2010年度の国内の科学技術研究費の総額が17兆1100億円で3年連続で減少したと発表した。一方、研究者数は89万4138人、女性研究者は12万3200人と過去最高になったという。
研究費は前年度と比べ1363億円(0.8%)減った。企業が全体の7割で、残りが大学と非営利団体・公的機関。企業は前年度比で0.2%増だが、大学や公的機関がそれぞれ3%前後減った。
研究費の対国内総生産(GDP)比は3.57%で、先進国(G8)と中国、韓国の中では最も高かった。ただ、3月の東日本大震災の影響はほとんど反映されておらず、11年度はさらに減る可能性がある。
研究者数は前年度比で4797人(0.5%)増えた。女性の割合は約13.8%と最高だったが、英国36.7%、米国34.3%などと大きな差があり、韓国の14.9%よりも低かった。