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2011年12月28日17時41分

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「おわびの言葉みつからない」中間貯蔵施設要請で細野氏

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 双葉郡に設置させてほしい――。東京電力福島第一原発事故に伴う除染で生じる汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設について、細野豪志環境相が28日、初めて地域を特定し、福島県側に要請した。受け入れるのかどうか。関係の自治体は重い判断を迫られる。

 県庁に近いホテルで午前10時前から、双葉郡の首長らへの説明の場が持たれた。「政府内で検討し、双葉郡に造らせていただけないかという話をしたい」。細野氏はそう話し、「双葉郡8町村の皆さんは最も厳しい環境で生活している。そうした住民の気持ちを考えるとおわびの言葉が見つからない」と頭を下げた。

 説明は正午すぎに終了した。双葉町の井戸川克隆町長は報道陣に「不満です」とひと言。浪江町の馬場有(たもつ)町長は「提示が遅い。中間貯蔵施設はマイナスのイメージが強い」。大熊町の渡辺利綱町長は「持ち帰って考える。放射線量が高い所が中間貯蔵施設(の候補地)だ、という考えは持っていない」と話した。

 これに先立って午前9時すぎから県庁2階の一室で開かれた細野氏と佐藤雄平知事の会談。知事は細野氏の話をときおりメモを取りながら聞き、口を開いた。

 「双葉郡の人たちには、極めてつらい、厳しい話だ。県としても非常に重く受け止める」。硬い表情で答えると、「町村、住民に丁寧な、詳細な説明をしてほしい。3月11日以降、国は地域住民への十分な話が欠けていた。地域の身になって対応することが重要だ」と注文した。

 会談は約30分で終了。報道陣に囲まれた知事は「町村、住民の意見を聞く」と繰り返し、判断の時期について「そう急ぐべきではない」と述べた。

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