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子どもの前の喫煙描写で販売中止 福音館書店の児童雑誌

2009年12月29日19時15分

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写真:販売中止となった「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」から販売中止となった「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」から

 福音館書店は28日、児童向け月刊誌「たくさんのふしぎ」の2010年2月号として発売した「おじいちゃんのカラクリ江戸ものがたり」(太田大輔文・絵)の販売を中止した。読者から、子どもの前での喫煙シーンが多いとの指摘を受けたためという。

 同誌は小学校中学年以上が対象で、2月号は、おじいちゃんが発明した機械を使って孫2人が江戸時代の暮らしをのぞく物語。おじいちゃんは愛煙家という設定で、パイプをふかしながら孫と食事をしたり、話したりする場面が4回、描かれている。

 米山博久・月刊誌編集部長によると、発売直後の25日、購読している小児科の医師らから「喫煙を推奨したり、子どもの受動喫煙を肯定したりしているのではないか」などと指摘された。同社は「子どもの本の出版社として配慮に欠けた」として販売中止を決めた。

 米山編集部長は「喫煙シーンを著者に描き直してもらい、改めて出版する予定」と話す。

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