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【矢鳴秀樹】師走を迎え、串間市・幸島のサルたちも冬毛に生え替わり、寒さに備えている。体験ツアーで島を訪れた都城市の田実姫菜さん(8)は「フワフワした毛で赤ちゃんも暖かそう。だっこしたくなりました」。
南国とはいえ、風の強い日は体感温度が零度を下回ることもある。京都大野生動物研究センター・幸島観察所によると、サルたちは冬に備え、11月くらいまで島になっている果実をしっかり食べて栄養をつけ、今が一番体の大きな時期という。大人で体重は平均6、7キロに。毛が密な冬毛に包まれた体は、ふっくらしている。風が当たらないよう斜面に移動するなどし、森の中で寒さに耐える。
12月から2月ごろまでが繁殖期といい、冬を乗り切り春に冬毛を脱ぎすて、初夏に赤ちゃんが生まれるという。