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2012年10月12日11時50分

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常寂光寺前住職の長尾憲彰さんが死去 環境運動にも尽力

写真長尾憲彰さん=遺族提供

 京都市の空き缶条例制定運動を主導し、平和運動にも尽力した京都・嵯峨野の常寂光寺の前住職、長尾憲彰(ながおけんしょう)さんが11日、心筋梗塞(こうそく)で死去した。85歳だった。通夜は12日午後6時、葬儀は13日午後1時から京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3の常寂光寺で。喪主は現住職の長男憲佑(けんゆう)さん。

 長尾さんは京大文学部卒。花園大教授や龍谷大助教授を歴任した。1975年、地元住民らと「美しい嵯峨野を守る会」を結成し、環境を守る住民運動を展開。全国に先駆けて進めた空き缶回収は、81年に市が制定した空き缶条例のきっかけとなった。

 90年代、歴史的風土特別保存地区の小倉山にJR西日本が工事残土を置いた問題では損害賠償請求訴訟の中心に。婚約者を戦争で失った女性が集まる「女の碑の会」の納骨所「志縁廟(びょう)」を境内に設けるなど、平和運動にも取り組んだ。

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