トリノ経験の日本人２選手に注目　リュージュ

　日本は男女とも２００６年トリノ五輪にも出ている２選手に注目だ。

　女子１人乗りは原田窓香（信州大）。ブラジル生まれ、長野育ちの２４歳はトリノ五輪で１３位。全日本選手権は６連覇中と国内では敵なしだ。昨年はイタリアで武者修行し、スタートダッシュに必要な筋力アップを図った。前回以上の成績が期待できる。

　男子１人乗りはトリノ五輪２０位の小口貴久（ホテルルーエ）。当初は０２年ソルトレーク五輪に出場した２人乗りでのバンクーバー行きを狙っていたが、新パートナーのけがで断念。全日本を３度制した１人乗りで３度目の五輪を目指す。男子２人乗りは、日本からは出場しない予定。

　どの種目ともドイツ、オーストリア、イタリアなど欧州勢が強く、上位争いを展開しそうだ。