
■忠鉢信一(編集委員)
昨年のW杯で世界一になったサッカー女子日本代表が、優勝を狙っている。日本女子が球技の世界チャンピオンとして五輪に出て勝った例は、64年東京、76年モントリオールのバレーボール女子があるだけ。「なでしこ」が果たせば「東洋の魔女」に並ぶ。
しかし偉業を成し遂げたとしても、コーチや競技団体の役員になってサッカーと関わり続けるチャンスは、男子ほど大きくはなさそうだ。
日本サッカー協会公認の資格を持つ女性のコーチは2千人足らずで男性の30分の1以下。上級の資格ほど男女比の差が開く。同協会の理事以上27人の幹部で女性は1人だ。キャリアを継続するうえでの障害は、結婚と出産だと言われている。
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