
中井は持ち味の粘り強さを発揮して全力を尽くしたが、相手の力が上だった。彼はまだまだこれからの選手。一本を取れる技を身につけると今後が楽しみだ。上野もせいいっぱい頑張ったが、技の切れがなかった。雰囲気にのまれたのかもしれない。年齢的にピークを過ぎていたのかな、とも感じた。
女子63キロ級でスロベニアが初めて金メダルを手にするなど、これまでの4日間で計19カ国の選手がメダルを獲得している。全体のレベルが上がり、多くの国がメダルに絡んできている。これは年々強まっている傾向だ。
今大会はしっかり組み合わない選手が多く、技がなかなか決まらない。延長戦も多い。そのなかでも、優勝する選手は一本を取れる、切れる技を持っている。この面で中井も上野も力が足りなかったと言うしかない。
