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2012年8月7日

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内村がこだわった美しい体操〈遠藤幸一の目〉

 内村航平のゆかの演技は、最後の後方伸身宙返り3回ひねりの着地を止めたが、中盤の着地は数回動いた。それに対して、金メダルを獲得した中国の鄒凱は、最後のE難度の着地こそ動いたものの、演技内にある着地機会はすべて止めた。

 客観的な視点でみれば、その差がメダルの色を分けたと言える。しかし、個人的にはEスコアが示した鄒凱(9.033点)と内村(9.100点)の差について言及したい。

 着地が動けば減点であり、着地の動いた回数は鄒凱より内村の方が多かった。それだけをみれば、鄒凱のEスコアの方が高いはずだ。なぜ、内村の方が高かったのか。

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プロフィール

遠藤幸一(えんどう・こういち)

遠藤幸一(えんどう・こういち)
 日本体操協会常務理事。体操博士の異名をとり、国際体操連盟の男子採点規則で難度技を示すイラストを担当。父は1964年東京五輪個人総合金メダルの幸雄氏。日大商学部准教授。
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