RSS
現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. ロンドンオリンピック2012
  3. 深く知る
  4. 宮本恒靖の目
  5. 記事
2012年8月12日

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

勝敗分けた国際経験の差〈宮本恒靖の目〉

 日本は前半20〜25分まではボールをキープして五分五分の戦いだった。それでも、ゴール前の危険な場所で、仕掛けのドリブルや質の高いパスを出せず、決定的なチャンスを作ることができなかった。

 つけいる隙がなかったわけではない。日本相手に思うような試合ができず、韓国に焦りがあった。前半途中に3選手が警告を受け、明らかにいらついていた。それでも、ロングボール1本で得点を奪う力強さ、決定力が韓国にはあった。

 差を生んだのは、国際経験の差。代表チームが出場するU20W杯などの国際大会だけでなく、欧州でのプレー経験も韓国が上回る。日本は多くがこれから欧州に出て行く選手だが、韓国には何年も海外で経験している選手がそろっていた。厳しい戦いを経験しているからこその余裕があり、耐えて流れを引き寄せた。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら

プロフィール

宮本恒靖(みやもと・つねやす)

宮本恒靖(みやもと・つねやす)
 サッカー日本代表DFとして2000年シドニー五輪8強。W杯は02年日韓、06年ドイツの2大会に出場し、主将を務めた。守りの要として活躍した現役時代の経験をもとに、冷静に男子サッカーを分析する。
検索フォーム

朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介

写真

朝刊カレンダー

        26 27 28
29 30 31 8/1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13          
朝日新聞社 アサヒ・コム ロンドンオリンピックTwitter(ツイッター)アカウント朝日新聞社 アサヒ・コム ロンドンオリンピックTwitter(ツイッター)アカウント
ドコモポイントコース