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〈 氷上編 〉

ゼロから再び五輪狙う 中野友加里(フィギュアスケート)

2009年10月7日10時32分

写真:フィギュアスケートの中野友加里=飯塚晋一撮影フィギュアスケートの中野友加里=飯塚晋一撮影

 「集大成のシーズンにしたい」と宣言し、バンクーバー五輪の切符を目指す。

 05〜06年のトリノ五輪シーズン、NHK杯フィギュアで優勝し、GPファイナルも3位。五輪代表候補に名乗りを上げた。だが、当時の選考方法は過去2シーズンの成績をもとにしたポイント制。この方法では4位となり、出場を逃した。

 あの時、五輪に出ていたら……。「『たら』『れば』の話は、考えたこともない。過去の成績が悪いのに、あの時初めて候補にあがって、五輪が『夢』から『目標』に近づいたというのが本当のところです」

 そのシーズンから3大会続けて世界選手権でトップ5入り。誰もが認める有力候補へと成長した。だが、昨季の全日本選手権はショートプログラム(SP)で首位に立ちながら、フリーで崩れて5位。トリノの後、初めて世界選手権への出場を逃してしまった。

 今再び、ゼロからのスタート。「集大成」の演目は、SPは「オペラ座の怪人」で、フリーは「火の鳥」。どちらも小さな頃から演じたくて、ずっと取っておいた名曲だ。(坂上武司)

    *

 なかの・ゆかり 85年8月、愛知県江南市出身。6歳で本格的に競技を始める。08年世界選手権4位。水族館でイルカを見るのが楽しみ。理由は「よく跳ぶから」。早大大学院在学中で、プリンスホテル所属。156センチ。

    ◇

 冬季競技のシーズン到来。氷上で競い合う選手たちの今を紹介する。

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