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ヤンカ(スイス)・アルペン

2010年1月14日

写真:スイス期待の若手、カルロ・ヤンカ=飯塚晋一撮影拡大スイス期待の若手、カルロ・ヤンカ=飯塚晋一撮影

■勢いづくクールマン

 初出場の2009年世界選手権はスイスのエース、ディディエ・キュシュの後継者として注目された大会だった。1カ月半前のW杯初優勝の勢いを持ち込み、滑降で当時34歳のエースに続く銅メダルを獲得。その6日後には、大回転で表彰台の中央に立った。

 「ベテランが協力して次の世代に教えていることが、とてもうまくいっている。だから僕たち若い選手が上達してきたし、バンクーバー五輪に向けて、チームとしてもいい方向に進んでいると思う」

 23歳の物静かな青年は、決して自らの成功を強調しようとはしない。記者会見でもまじめな答えが多いため、欧州メディアからは「クールマン」と呼ばれることもある。「別に気にしてない。感情を表に出せないから、そう見えるんだろうけどね」

 スイスでは、アルペンスキーといえば国技のようなものだ。強くなればなるほど、国民の期待が重くのしかかってくる。「でも、僕がやっていくことに変わりはない。いい滑りができるように、地道に練習していくだけだから」。取り巻く環境は一変しても、浮足立つことはなかった。

 オフには風邪の影響で調子を崩しかけたが、金メダリストの勢いは止まらなかった。昨年12月のW杯ビーバークリーク大会(米国)ではスーパー複合と滑降を制し、さらに大回転でもベンヤミン・ライヒ(オーストリア)ら強豪を抑えて3連勝。個人総合でも2位につけ、バンクーバーに向けて準備も整いつつある。

 「五輪に出ることは小さい頃からの夢。バンクーバー五輪では、たぶんメダルを取れるかも……」。欧州メディアがいないことを確認すると、こうささやいた。「金メダルじゃなくてもいいから、3個ぐらいは取りたいな」(斎藤孝則)

    ◇

 カルロ・ヤンカ(Carlo Janka) W杯初出場は2005年12月。今季は大回転、スーパー大回転、滑降、スーパー複合のすべてで、種目別総合の5位以内につけている。186センチ、86キロ。

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メダル獲得ランキング

(日本時間)03月01日(月)07時58分現在

順位 金メダル 銀メダル 銅メダル
1 国旗カナダ 14 7 5
2 国旗ドイツ 10 13 7
3 国旗米国 9 15 13
4 国旗ノルウェー 9 8 6
5 国旗韓国 6 6 2
20 国旗日本 0 3 2
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