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氷河で陸上で、貪欲に練習 スノーボード・竹内智香

2009年10月14日16時31分

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 スイスで迎えた3年目の夏。うだるような暑さの日本と違い、湿度が低く過ごしやすい。「湖畔を自転車で3時間走ったり、森の中を5時間歩いても、すごく気持ちいい。空気が澄んでるんです」

 チューリヒ近郊、ドイツ国境に近い小さな街、シャフハウゼンで暮らしている。

 2年前、スイスのコーチに直訴して代表チームとの同行を認められてから急成長した。特に昨季の躍進は目覚ましく、W杯で2位が4回。世界選手権のパラレル大回転では4位入賞を果たした。

 「昨季の今と比べて、今年の方がコンディションは断然良い。だからすごく楽しみ」

 月曜から土曜まで午前中はジムに通う。昼食を済ませ、昼寝をしてからは自転車、ランニング、インラインスケート、水泳など有酸素系のトレーニングに明け暮れる。「去年に比べて、体が引き締まっているのがわかる」

 思い返せば、昨年の初夏は練習は後回しだった。5月上旬から7月中旬まで2カ月半、ドイツ語の語学学校に通った。「1年目はコーチの話が理解できず、苦痛だった。ある程度、練習をおろそかにしても、語学を習得しようと」。1日6時間の授業で宿題も山ほど出たので、心身ともぐったりだった。今は日常会話は問題ない。「去年ほど勉強への貪欲(どんよく)さが無い。今年は練習に貪欲です」と笑う。

 日本を拠点にしていたときは、夏はニュージーランドや欧州へ3週間ぐらい合宿に行くのが恒例だった。せっかくの雪なので滑り通しになりがちだった。今は車で4時間も走れば、氷河で雪上トレーニングが出来る。4日間、雪上で滑ったら、3日間は陸上トレーニング。そのサイクルを繰り返すのが基本という。

 「標高3千メートルの高地にずっといると滑る技術はうまくなっても、フィジカル面が落ちる。平地での体力強化も並行してできるのが良い」。最高の環境とバランスで五輪シーズンへの充電が進んでいる。

    ◇

 たけうち・ともか 83年、北海道旭川市生まれ。スノーボード・アルペン種目の日本女子のエース。2大会連続出場だった06年トリノ五輪は9位。昨季はW杯種目別総合3位。ロイズ所属。

(2009年7月29日 朝刊掲載)

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