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武者修行 手応えつかむ カーリング・本橋麻里

2009年10月30日11時18分

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 カナダでの約6週間の武者修行から29日に帰国した。チーム青森の5人は、11月5日に始まる五輪の国内選考会(トライアル)に向けて青森に帰ってきた。

 「すぐにトライアルなので、体調管理に気をつけて、もう一度ピークに持っていけるように」。本橋麻里にとって2度目の五輪への出場権をかけた戦いが、いよいよ始まる。

 9月中旬に渡ったカナダでは、バンクーバーから出発して、車でカルガリーなど6都市を転戦した。カーリング先進国の強豪チームに交じって「ワールド・カーリング・ツアー」に参加。「おしりが痛くなるような長旅が続き、メンタルの強化にもなった6週間」。10月上旬に出たバーノンでの大会では優勝。帰国直前の2大会でも3位タイに入った。「勝ったときも負けたときも、チームでも個人でも反省を繰り返した。そして次につながるように一つ一つこなしてきた」。カナダでの日々を重ねるごとに、チームがたくましくなっていくことを実感できた。

 国内選考会にはチーム長野、北海道・常呂高を含む計3チームが出場。まずはこの2チームが戦い、先に2勝した方が日本選手権4連覇中のチーム青森への挑戦権を手にする。最終決戦は4戦先勝方式。だが、チーム青森には戦う前から2勝分のアドバンテージが与えられる。

 過去の実績から、かなり有利な条件で戦いを進めることが出来る。実力ではリードしているのは間違いないが、ここで気を抜くわけにはいかない。

 「私たちのチームが行くんだ、という強い気持ちを持って臨む。トライアルがすべてではない。その先に何があるか、一番結果を残すべき場所はどこなのかは、チームのみんながわかっている」

    ◇

 もとはし・まり チーム青森の中心的存在。06年トリノ五輪は7位、08年世界選手権4位。NTTラーニングシステムズ所属。趣味はファッション雑誌をはしごすること。23歳。

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