2010年2月4日10時54分
バンクーバー五輪のバイアスロンに出場する井佐英徳、鈴木芙由子の両選手が、所属する陸上自衛隊冬季戦技教育隊(冬戦教(とうせんきょう)・札幌市南区真駒内)の練習コースで最後の調整を続けている。2人は「五輪では自分の力を出し切りたい」と意気込む。
バイアスロンは、クロスカントリースキーと、ライフル射撃を組み合わせた複合競技。的を射抜く冷静さと安定感に加え、距離競技の持久力、チャンスを見極める瞬発力、判断力が求められる。
井佐選手は3回目の五輪。今大会を「自分の集大成に」と位置づける。今季W杯の第3戦で自己最高の10位。「シーズン前に組み立てたメニューに沿ってうまく仕上がってきた。自己最高はすごい手応えになっている」と話す。
鈴木選手は初出場。バイアスロンを始めてまだ3年目だが、急に頭角を現し、今季W杯第1戦でいきなり19位に。「プレッシャーがない分、思い切りできたのが良かった」
冬戦教は、陸自のなかでバイアスロン選手の養成を目的の一つにしている部門。1964年のインスブルック大会以来、これまで延べ59人の五輪選手を出した。過去最高の成績は、長野五輪で高橋涼子選手がマークした6位。
五輪に向けて井佐選手は「一番のパフォーマンスが出せたらいい。8位入賞は手にする範囲にある」と明言。鈴木選手は「順位より力を出し切ることを心がけたい」と話した。
両選手は6日にバンクーバーに出発する。(志田修二)
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(日本時間)03月01日(月)07時58分現在
順位 | 国 | ![]() |
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1 | ![]() |
14 | 7 | 5 |
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10 | 13 | 7 |
3 | ![]() |
9 | 15 | 13 |
4 | ![]() |
9 | 8 | 6 |
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6 | 6 | 2 |
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0 | 3 | 2 |
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