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フィギュアスケート

日本勢を支える外国人コーチ〈氷上編〉

2010年2月4日11時27分

写真:ショートトラック日本代表の金善台(キム・サンテ)コーチ=金川雄策撮影拡大ショートトラック日本代表の金善台(キム・サンテ)コーチ=金川雄策撮影

写真:浅田真央(左)を指導するタチアナ・タラソワ・コーチ=坂上武司撮影拡大浅田真央(左)を指導するタチアナ・タラソワ・コーチ=坂上武司撮影

写真:安藤美姫(右)とニコライ・モロゾフ・コーチ=上田幸一撮影拡大安藤美姫(右)とニコライ・モロゾフ・コーチ=上田幸一撮影

 メダル一つに終わった2006年トリノ五輪からの巻き返しを図る日本勢。バンクーバー五輪に向けた立て直しには、多くの外国人コーチが力を尽くしてきた。まずは韓国、ロシアからやって来た氷上の指導者を紹介する。

■メダルへ 韓流の新走法伝授 ショートトラック・金善台氏

 バンクーバー郊外で最終調整中のスピードスケート・ショートトラック日本代表を引っ張るのは、メガネをかけた学生風の青年。一見、スポーツとは縁遠そうなヘッドコーチの金善台(キム・サンテ)(33)は、1997年世界選手権(長野)のリレー金メダリストだ。かつて、ショートトラック王国・韓国を代表するスケーターだった。

 トリノ五輪で、韓国は男女で10個のメダルを獲得した。一方、日本はゼロ。98年長野五輪で二つのメダルを取った後は低迷が続いた。「マンネリ化を打ち破る新たな試みが必要だった」。金の招請に尽力した柏原幹史・強化部長は振り返る。

 若き指導者は、日本選手にとっては革命とも言える「韓流」を持ち込んだ。つま先で氷をけって前傾姿勢で進むピッチ走法が主流だった日本に、体の重心を後ろに残してかかとで氷を押す滑走法を伝授。「その方が刃が長い時間、氷をとらえられ、滑りが伸びる」。戸惑った日本選手たちも「今は金コーチの言う意味がわかるし、信じている」(桜井美馬)と韓流を完全にマスターした。

 桜井をアンカーに据える女子3000メートルリレーに、金は最もメダルの手応えを感じている。「韓国に勝ちたいけど、韓国と中国は強い。でもカナダ、米国との3番手争いには加われるでしょう」

■かつて師弟 腕に覚え フィギュア・タラソワ氏、モロゾフ氏

 高いレベルで競い合う日本のフィギュアスケート界には2人の有名なコーチがいる。タチアナ・タラソワ(62)とニコライ・モロゾフ(34)。2人はかつて師弟関係にあった。02年ソルトレーク五輪で男子金メダルに輝いたアレクセイ・ヤグディン(ロシア)をタラソワはコーチとして、モロゾフは振付師として支えた。

 「メダルメーカー」とも呼ばれるタラソワは今、浅田真央(中京大)を教える。一方、ベラルーシの長野五輪アイスダンス代表だった若いモロゾフは、トリノ五輪で荒川静香を金メダルに導き、負けない活躍を見せる。07年世界選手権で金メダルに導いた安藤美姫(トヨタ自動車)を始め、織田信成(関大)、アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組(木下工務店ク東京)を指導する。

 今はたもとを分かった2人がバンクーバーで張り合えば、それだけ日本選手の成績アップにつながりそうだ。(敬称略)

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メダル獲得ランキング

(日本時間)03月01日(月)07時58分現在

順位 金メダル 銀メダル 銅メダル
1 国旗カナダ 14 7 5
2 国旗ドイツ 10 13 7
3 国旗米国 9 15 13
4 国旗ノルウェー 9 8 6
5 国旗韓国 6 6 2
20 国旗日本 0 3 2
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