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2012年5月26日11時50分
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スポーツクライミング、五輪採用へ挑む 日本選手も活躍

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写真:優勝した4月のボルダリングW杯で人工壁を登る野口啓代=日本山岳協会提供拡大優勝した4月のボルダリングW杯で人工壁を登る野口啓代=日本山岳協会提供

 スポーツクライミングを五輪競技に――。

 東京都が招致を目指す2020年夏季五輪では、新たに1競技が採用される。スポーツクライミングは、野球やソフトボールなどとともに候補の一つで、採用競技は13年に決まる。現在、日本選手が世界ランキング上位におり、日本山岳協会は「採用されれば、日本はメダルが期待できる」と話す。

 スポーツクライミングは、人工壁を登る競技で3種目ある。ロープを使い高さ15〜20メートルのルートを登る「リード」、高さ4〜5メートルの壁に設定されたルートをロープなしで攻略する「ボルダリング」、人工壁に設定されたルートを登るスピードを競う「スピード」。

 日本は、08年国体から実施している「リード」と「ボルダリング」の2種目で現在、世界トップレベルの選手を抱える。ボルダリングは、女子の野口啓代(あきよ、22)が今季のワールドカップ(W杯)で2勝。男子の堀創(つくる、22)は昨年の年間ランキング4位だ。リードは男子の安間佐千(さち、22)が同3位だった。国際スポーツクライミング連盟が発表した昨年の国別ランキングでは、日本はボルダリングが4位、リードは5位になっている。

 日本勢の活躍の背景には、クライミング専用施設の増加がある。日本山岳協会によると、04年に全国で55店舗だったクライミングジムが昨年は191店舗と急増。愛好家は約30万人にのぼり、会社帰りにクライミングを楽しむサラリーマンも増えているという。

 野口は「9月の世界選手権(パリ)で日本人初の金メダルを狙いたい」と意気込んでいる。(近藤幸夫)

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