ロンドン五輪開会式でインド選手団に紛れ込んで入場行進した「なぞの赤い服の女性」が、3日に放映されたインドの民放テレビ「NDTV」のインタビューで「私の行動で多くの人の感情を傷つけてしまった。謝罪したい」と語った。
女性はインド人で南部バンガロール在住のマドゥラ・ナゲンドラさん(27)。開会式に出演した集団の一人だった。「(開会式は)たくさんの人たちが参加した大イベントで混乱しており、正しい判断ができなくなった」と説明した。
ナゲンドラさんは2日夜、バンガロールの自宅に戻った。自分の行動への非難が起きていたことは帰国するまで知らなかったという。(ニューデリー=五十嵐誠)