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2012年8月12日23時13分

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五輪精神は「大人の対応」 残念な韓国選手の領有権主張

 残念としか言いようがない。サッカー男子3位決定戦の日韓戦終了後、韓国の朴鍾佑(パク・チョンウ)が竹島の領有権を主張する紙を掲げた問題だ。

 五輪憲章は試合会場での政治的な宣伝活動は認めておらず、国際オリンピック委員会(IOC)が調査している。英紙インディペンデントは「五輪の価値で世界を一つにしようというロンドンの試みの輝きが曇ってしまった」と開催国の無念をにじませた。

 日本オリンピック委員会(JOC)の福田富昭副会長は「みんなが地元の問題を持ち込んだら、会場はプラカードだらけになっちゃうでしょ」と言う。現実の紛争や対立は脇に置き、同じ競技に打ち込む仲間として五輪旗の下で競う。それが五輪精神であり、ヒトラーに利用され、米国、ソ連のボイコットを経験したIOCがとる「大人の対応」なのだ。そこに「日本の領土なのに」とか「韓国の領土だから」という当事者の議論が入る余地はない。

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