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2012年3月24日14時50分
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見て、義足の私を パラリンピック資金にセミヌード

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写真:カレンダーを手にする中西麻耶さん=中央区銀座4丁目拡大カレンダーを手にする中西麻耶さん=中央区銀座4丁目

 今夏のロンドン・パラリンピック出場をめざす陸上女子のトップ選手が先月、セミヌードカレンダーを発売した。背景には何より資金難があるが、背中を押したのは「絶対にロンドンまでやる」という覚悟だった。

 中西麻耶さん(26)は2006年、ソフトテニスで国体出場を目指す、大分県の21歳の会社員だった。勤め先は「練習と両立できる」という条件で入った鉄骨塗装の会社だった。

 その現場で、倒れてきた鉄骨に足を挟まれ、右足ひざ下を切断した。

 約半年後に退院したが、周囲からの「何もできなくなった」という視線を感じることが多く、悔しかった。義足をつけて立つ練習から始め、翌07年に走り始めた。実力を上げ、08年には北京パラリンピックに出場。100メートルで6位、200メートルは4位に入賞した。

 それでも世界との差を痛感した。「現役でいられる時間は限られている。悔いだけは残したくない」。09年に渡米し、世界のトップ選手が集う米国の国立トレーニングセンターの審査に通った。三段跳びの五輪金メダリストのアル・ジョイナーさんから指導を受けるようになった。

 記録は伸び、パラリンピック種目の100メートル、200メートル、幅跳びで日本記録を更新した。

 ところが、資金難に苦しめられた。最低2足は必要な競技用の義足は、1足約120万円する。月約千ドルの生活費や、日に約40ドルのセンター利用費に加え、コーチへの謝礼も必要だが、米国の就労ビザがないため働けない。ホームステイする費用が払えなかった時は、車で寝泊まりした。

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