バンクーバー・サン紙によると、エルニーニョ現象による暖冬など自然相手の不測の事態にも、組織委は対応する準備ができている様子だ。スキー会場のサイプレスとブラッコム（ウィスラー）に、１台１０万カナダドル（約８５０万円）のスノーマシンを設置、十分な降雪がなければ人工雪に頼る。また、温度と湿度を観察し、分刻みで天気を予報できる新気象システムも導入した。

（２００９年９月２５日　朝刊掲載）