無職 景山輝久(岡山県 72)
朝鮮戦争の休戦60年を祝う北朝鮮の軍事パレードは控えめだった。ミサイル発射、核実験といった強硬姿勢から、6者協議再開を含む対話路線に移ろうとしているのか。朝鮮半島の非核化が金日成主席、金正日総書記の「遺訓」とも表明した。しかし具体的行動が前提だとする米国は対話に慎重な姿勢を崩していない。米国の核の脅威がなくならない限り、北朝鮮が核を放棄するとは考えにくいだろう。そこで検討すべきは、北東アジアの非核兵器地帯化である。
日本、韓国、北朝鮮3カ国を、核兵器の開発や保有を互いに禁じる非核兵器地帯とした上で、核保有国の米国、ロシア、中国から核攻撃しない保証を得るという、この構想。被爆地の長崎市などが主張し、400人を超える地方自治体の首長が支持している。