■強権自民 期待より危惧
予測しやすい選挙だった。自民党が勝つに決まっていたからだ。
2012年の総選挙で民主党が大敗を喫したとき、民主党への不信任は強かったとはいえ、自民党支持が強まったわけではなかった。だがそれから半年あまり、経済回復への期待と共に安倍政権は高い支持率を保ち、自民党も支持を拡大した。他方、民主党が低落を続けるなか、みんなの党、維新の会も民主党に代わるポジションを固めることができない。自民が優位を保ち、野党勢力がつぶし合うのだから、与党勝利が予測されるのは当然だろう。注目点は自民党が単独過半数を獲得するかどうかという一点だけだった。