介護士 伊藤智子(岐阜県 53)
8月で2歳になる孫は小麦と卵のアレルギーがある。食事に苦労している娘や限られたものしか食べられない孫を見ているとかわいそうで、治療法や薬が開発されないかと祈る毎日だ。先日、ある幼稚園の先生と話す機会があった。昨年12月に起きた給食による食物アレルギー事故以来、研修を重ねているようで、そのこまやかな対応に少し安心した。そんな折、その事故で娘さんを亡くされたお母さんの思いを24日付の本紙で拝見した。
かけがえのない娘さんの死は、何をもっても癒やされるものではないが、娘さんの事故を通してアレルギー児への理解や対応は確実によい方に向かっていると思う。アレルギーの研究をし、アレルギー児を助けられる科学者になりたかった娘さんに、「あなたは、私の孫をはじめ食物アレルギーに苦しむ人たちに光を与えているよ。十分貢献しているよ」と伝えたい。