メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

トピックス
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixiチェック

縦書きでじっくり 天声人語ビューアー

  • 過去1年分が縦書きで、ページをめくるように簡単にごらんいただけます。
■ビューアーのご利用にあたって
・ご利用には朝日新聞デジタルの有料会員登録が必要です。
・Internet Explorer6はご利用いただけません。

その他の天声人語コンテンツ紹介

朝日新聞天声人語・社説
3カ月分まとめて読める!
WEBマガジン「朝日新聞天声人語・社説」
天声人語深堀ファイル
「役立つ」、「使える」天声人語をセレクト!
ベストセラー「天声人語書き写しノート」
書き写すだけで語彙が増え、文章の構成力が身につきます。

 シェアハウスという言葉を初めて耳にしたのは4、5年前だろうか。住んだことがあるという女性に聞いた。「舌打ちの音で目が覚めるんです」。一戸建てに女性十数人。トイレや洗面は共用で、朝は早い者勝ちだ。後れを取った人は悔しがる▼共同生活は大変だと思ったものだ。しかし、その後の広がりには目をみはる。家賃が安上がりなだけでない。住まいを分けあい、互いにつながりあう。その魅力が不便さを上回る。これは若い世代の新しい文化なのだという指摘もある▼同じ夢を追う者同士で一つ屋根の下に暮らす。高齢者が多い古い団地を改修し、若者とともに地域を蘇(よみがえ)らせる。一方で違法な物件も増えてきた。社会の貧困を映す鏡か、脱「無縁」社会への灯(ともしび)か▼戦後の日本を特徴づけた「持ち家社会」は、もう曲がり角だ。そんな議論が登場して久しい。「マイホーム主義」という言葉も聞かなくなった。ただこのところは新築住宅が増えている。消費増税前の今が買い時と、業界が売り込んでいるという▼住宅ローン減税のような持ち家政策は健在である。阪神大震災後、壊れた家の再建に対する国の支援が問われた時、高名な経済学者が語った言葉が忘れられない。多額の借金をして不動産を買うことに伴うリスクを侮るべきではない、と▼被災すれば家を失い、負債だけが残る。災害でなくともデフレ下でローン破綻(はたん)が増えた。家を持つという価値観はまだ根強い。シェアする文化の台頭は変化をもたらすだろうか。

注目コンテンツ

  • ショッピング普通のボールじゃありません

    外で転がしてアイスができる

  • ブック・アサヒ・コム山口果林と安部公房の20年

    隠し通した交際とがん闘病

  • 【&M】ピットウォークで美の競演

    スーパーGT第4戦

  • 【&w】震災で流された道具たち

    悲しみを笑顔に変えるオブジェ

  • Astand「妻よ恋しい」から嬬恋村

    時をこえて伝わる妻への愛

  • 朝日転職情報

  • 就活朝日2014